予約時にクレジットカード決済を利用する
最近はキャッシュレス化が進み様々な決済方法が増加しておりますが、その中でもネットで購入する際の決済方法は「クレジットカード払い」が64.8%を占めているというデータがあります。(平成27年度総務省通信利用動向調査より)
お客様に最も求められている決済手段を用意することで、取りこぼすことなく売上に繋げることができます。
また、キャッシュレス決済は「QR決済(PayPay・楽天ペイなど)」と「非接触IC決済(Suica・WAONなど)」の大きく2種類があり、今後も拡大は見えるもののそれらを利用するには結局の所、クレジットカードや銀行連携などの元が必要な状況です。現在のところ新規参入もありポイントが多いためポイント欲しさに利用される傾向があります。今後も競争が激化されることは予想されますが、クレジットカードでもポイントは付与されているので何ともと言った感じです。
クレジットカード決済の導入メリット
予約と同時に決済するため入金はその場で確定となり安心した取引が行えます。
当日料金をお支払いいただく必要が無いため、受付の混雑を回避することができます。
予約したと同時に入金になるので銀行振込等と比べ入金管理を大幅に軽減できます。
クレジットカード決済 導入後のイメージ
*当社のクレジットカード決済における参考イメージ
クレジットカードブランドについて
お店やインターネットではご利用できるクレジットカードに「カードブランド」があり、「カードブランド」の種類は主に以下となります。
世界で流通:VISA / Mastercard / American Express / Diners
日本で流通:JCB
アメリカで流通:Discover
中国で流通:中国銀聯(Union Pay)
クレジットカード代行会社について
クレジットカード代行会社と言ってもお取引きが無い場合は全然ピンとこないかと思われます。
クレジットカード代行会社は大元のカードブランド会社である「VISA」「Mastercard」「American Express」などと直接契約しそれらサービスを一般の会社へ同時に提供するために設けられています。
代表する会社として、GMOペイメントゲートウェイやSBペイメントサービスなど様々な会社があります。なお、これらクレジットカード代行会社の導入は予約システムを利用する場合はシステム連携が必要となるほかバージョンアップの対応などもあるためクレジットカード代行会社の取引先の指定は難しく、殆どは予約システム会社で固定されたクレジットカード代行会社の利用となるケースが殆どです。
クレジットカードの導入と決済取引におけるブランド別統計
ブランド | 取引件数 | 割合 |
VISA | 1261億件 | 56% |
MasterCard | 597億件 | 26% |
UnionPay | 290億件 | 13% |
Amex | 73億件 | 3% |
JCB | 28億件 | 1% |
Diners / Discover | 22億件 | 1%未満 |
*ザ・ニルソン・レポート2016年4月発表(2015年国際ブランド加盟店決済取引件数)